最近日本でもすっかり定着した風物詩ハロウィーン。

 この時期には商店街などの店先を彩っているのがカボチャのランタン。しかし古代ケルト民族に端を発するハロウィーン祭りでは、当初ランタンはカブで作られていたそうです。

 ハロウィーンが終わるとすぐ11月に入りますが急速に紅葉が深まります。子どもの頃、通学路に大きなイチョウの木が何本もあり、その下にギンナンの実が落ちていて、これを踏むと学校のげた箱や家の玄関にものすごい臭いが充満したことを思い出します。

 先日、認知症専門医の先生と話していたのですが、ハロウィーンのカボチャにしろ、紅葉の時期のギンナンにしろ、季節感というものを大切にして、それらを少しでもいいので生活に取り入れることで認知機能の活性化にもつながるそうです。

 今週はギンナンの入った茶わん蒸しでも食べてみようと思います。【し】