年も押し詰まると、年神様をお迎えするための大掃除、お正月の準備、その前に年賀状やクリスマスなどやることがいっぱいです。正直尻込みしています。

 先日、老年学の先生のお話を聞いたのですが、健康維持には何事もまずは「やる気」「意欲」が大切だそうです。加齢で心身が衰えるフレイルでも、認知機能の低下でも、年を重ねれば、「正常な老化現象」として出てきます。どの取り組みにも意欲がある人は、体や脳が活性化し、健康維持につながるそうです。逆に意欲がない人は何事も面白くなくなり、どんどん老化現象が進んでしまいます。

 また、取り組みには「楽しい」というキーワードも大切なようです。「好きこそ物の上手なれ」ではありませんが、楽しんで取り組むと上達して、さらに楽しくなるようです。ただし、楽しくなくて三日坊主で終わったとしても取り組むか、取り組まないか、ゼロか、踏み出すイチか、では大きな違いがあるようです。

 私の場合は「やる気」「意欲」がなくても強制的にクリスマスツリーの飾り付けや大掃除をさせられるわけですが、それでも何もしないよりはマシということでしょうか。

 どうせやらなければならないのなら何事も楽しんで取り組んでみたいと思います。【し】