人生100年時代と言われる中、その半分以上を消化してしまいましたが、50歳を過ぎたあたりから何かを知りたいと思うと異常に気にかかるようになってきました。

 例えば、これまで「カナヅチ」と「トンカチ」の違いはどうでも良かったのですが気になりはじめたり、大病院では1日どれくらいの「つえ」の忘れ物があるのかを知りたくなったりと好奇心が止まりません。

 年齢を重ねてからのこの現象は良い傾向なのか、悪い予兆なのか分かりませんが、子どもの頃にもっと探究心があれば少しは違った人生だったのではないかと悔悟しています。

 ちなみに、カナヅチは木づちの打ち込む部分が鉄製で、使用した際、たたいた時に出る音が「トントン・カンカン」と聞こえることからトンカチとも言われています。どちらも同じものを指すようです。【し】