シニアの毎日を、愉しく豊かに。

今日の一句

2022年5月

1日(日)

2日(月)

3日(火)

4日(水)

5日(木)

6日(金)

7日(土)

8日(日)

9日(月)

10日(火)

11日(水)

12日(木)

13日(金)

是清邸波打つ玻璃へ風薫る

伊豆六郎

14日(土)

たこ焼きの丸くなりゆく暮春かな

ちかこ

15日(日)

春の雷五分遅れの列車来る

踏まれ麦

16日(月)

旅ごころ捨てきれぬまま立夏かな

17日(火)

揚雲雀さがして見えた昼の月

とみさん

18日(水)

風吹いて光しぶきとなる立夏

里すみか

19日(木)

石積みの古城に群れし岩燕

ゆっここ

20日(金)

食卓の大盛カレー夏に入る

天風

21日(土)

公園は年寄りばかり子供の日

マチ

22日(日)

ひこうき雲五月の空を半分こ

五六磨

23日(月)

ペチュニアや話し上手で聴き上手

ゆっここ

24日(火)

四十雀飛ぶや補助線引くやうに

ちかこ

25日(水)

田蛙や闇いっぱいの旅の宿

踏まれ麦

26日(木)

花いばら真っ白な香をたぐり寄せ

とみさん

27日(金)

砂利道にビー玉ひとつあつて初夏

里すみか

28日(土)

雨帯びて匂ひ立ちぬる朱欒の花

福桔梗

29日(日)

一人っ子背中はみ出るランドセル

静寂

30日(月)

今日の風また新しく夏の蝶

有野安津

31日(火)

母国語の響く厨房ジャスミン茶

伊達紫檀

2022年6月

1日(水)

明け易し田に水の音人の影

マチ

2日(木)

ねじり花捻りに沿ってしずく落ち

踏まれ麦

3日(金)

葉桜を割りて鈍行西へゆき

ちかこ

4日(土)

立ち読みで涙ぐむなよ杜鵑

まめばと

5日(日)

旧交を温めなおす新茶かな

やまでぶ

6日(月)

苺あめ頬張る吾子の片えくぼ

伊達紫檀

7日(火)

遊ぶ子の声を届ける若葉風

とみさん

8日(水)

今日の空青一枚になる五月

桜月

9日(木)

かたつむり姓も名もあり飼育箱

のんき

10日(金)

夏野行く確かこの辺秘密基地

ゆっここ

11日(土)

竹皮脱ぐ夜の厨のひとりごと

ちかこ

12日(日)

牧開けのジッと人見る子牛かな

踏まれ麦

13日(月)

八十路とはこんなものかと蕗を炊く

14日(火)

夕日までゆける道あり青田風

里すみか

15日(水)

華やかに豊富な季語や散し鮓

伊達紫檀

16日(木)

粉々のクッキーひとつ五月尽

まめばと

17日(金)

父の背が少年になる草の笛

ふゆみん

18日(土)

迷いつついつもの味のかき氷

19日(日)

揉め事も知らぬふりしてみずすまし

ゆっここ

20日(月)

テンションは低いほうです蝸牛

ふゆみん

21日(火)

太宰忌や鉄錆匂ふ跨線橋

伊豆六郎

22日(水)

ひょいと来てひょいと帰るや雨蛙

ゆっここ

23日(木)

十薬や擦り寄る猫のさくら耳

里すみか

24日(金)

紫陽花や心寄せ合う日も有りし

Keiko

25日(土)

世を分つ山門すぎて青芒

BEATCAFE

26日(日)

蛍火やパイプ好みし父の椅子

のんき

27日(月)

ふるさとへ導く灯り蛍かな

とみさん

28日(火)

吊ればすぐ風を絡んで軒風鈴

マチ

29日(水)

梅雨寒の上履き白き転校生

風花

30日(木)

筆踊る野獣派の貌桜桃忌

伊豆六郎

2022年7月

1日(金)

米どころ青田の風をひとり占め

2日(土)

梅雨寒や母似の形の爪を切る

田絵

3日(日)

甲斐路でははや夏草の峠かな

BEATCAFE

4日(月)

渾身の一歩一歩の歩荷かな

伊豆六郎

5日(火)

補助輪の自転車抜かす夏燕

伊達紫檀

6日(水)

波の打つ欠けた貝がら沖縄忌

里すみか

7日(木)

恙なく昼餉を終えぬ沖縄忌

だらのん

8日(金)

かたはらに異国のいくさ夏至昏るる

まめばと

9日(土)

独り居のビールグラスの虚し泡

ゆっここ

10日(日)

水無月の雨がふるから長電話

風花

11日(月)

見送りは角の紫陽花過ぎるまで

伊達紫檀

12日(火)

夏燕ちょんと水飲む川面かな

ほへと

13日(水)

青空をひっくり返し夏燕

マチ

14日(木)

万緑や浮島めきぬ古墳群

伊豆六郎

15日(金)

廃線の鉄路や夏の草生ふる

冬熊猫

16日(土)

祖母似だと言はれて久し日輪草

まめばと

17日(日)

たれもゐぬ夜の山畑に茄子の花

さとやま

18日(月)

泳ぐとは孤独なりけり青き水

ゆっここ

19日(火)

トンネルの先に記憶の夏がゐた

冬熊猫

20日(水)

寝台車星をつないで帰省かな

ちかこ

21日(木)

引っ越しの始末畳の日焼かな

伊達紫檀

22日(金)

墨染めの褪せて施米の白きかな

ほへと

23日(土)

酔う父の語る自慢の沖膾

ざき

24日(日)

鎌倉は後ひと駅や夏木立

こころん

25日(月)

母ひとり父を迎えに盆の雨

ざき

26日(火)

冷し酒和紙のラベルの肌ざはり

まめばと

27日(水)

青田から青田に消ゆる風の波

28日(木)

夏霧や身幅の間歩に鑿の跡

伊豆六郎

29日(金)

見習いの漁師ひとりの冷し酒

30日(土)

同郷の訛り相席帰省せり

源次郎

31日(日)

夏茱萸やみどりごの指みづみづし

ちかこ

2022年8月

1日(月)

虫干の畳のうらの漢数字

2日(火)

海の日や穏やかなとき短くて

冬熊猫

3日(水)

座布団の薄き老舗や鰻食む

まめばと

4日(木)

妻よりは先逝くつもり鰻めし

寧楽

5日(金)

空晴れて一挙に蝉の空となる

マチ

6日(土)

背伸びして電気引っ張る蚊帳の中

ざき

7日(日)

虫干のダブルスーツは貝ボタン

伊達紫檀

8日(月)

すれ違ふ尼僧の会釈沙羅の花

里すみか

9日(火)

夕顔や電源落とす木工場

まめばと

10日(水)

思い出はいつもやさしい走馬灯

風花

11日(木)

お使いの夜道照らして白槿

冬熊猫

12日(金)

わたすげや雲の後ろの峰遠し

BEATCAFE

13日(土)

夕顔や女将の白き割烹着

伊達紫檀

14日(日)

日の名残あびて色増す日照り草

ゆっここ

15日(月)

たましいも抜かれるほどの猛暑かな

マチ

16日(火)

梅干すや噴き出す塩も酢の香り

伊豆六郎

17日(水)

日の落ちて涼風渡る奥座敷

ゆっここ

18日(木)

夏山の懐に入り荷を解く

冬熊猫

19日(金)

妻の字の梅漬け空になる忌日

源次郎

20日(土)

瞬ける星ひとつ消え蝉生る

里すみか

21日(日)

涼風や日暮れて辿る海の街

22日(月)

病窓の花火は煙にかすれをり

とみさん

23日(火)

帰るとこあるうれしさよ盆提灯

さとやま

24日(水)

早帰り雲より白き月涼し

ちかこ

25日(木)

未だ一件消せぬアドレス秋蛍

ほへと

26日(金)

長電話切りて見上ぐる盆の月

ゆっここ

27日(土)

牽牛花今日の務めは終へにけり

のんき

28日(日)

百二段一気に上り夏の雲

ふゆばれにかける

29日(月)

忘るなかれ知覧の空を赤蜻蛉

こまどり

30日(火)

この風の先に海あり盆休み

マチ

31日(水)

曾孫磨くパラオの木彫り敗戦忌

伊豆六郎

2022年9月

1日(木)

高らかに秋の夕へ駒の音

伊達紫檀

2日(金)

ポストまで会ふ人も無き秋旱

3日(土)

郡上下駄すり減り迎ふ盆の朝

冬熊猫

4日(日)

初風や空はいわさきちひろ色

有野安津

5日(月)

白芙蓉月のひかりを透かし見ゆ

里すみか

6日(火)

夕暮れの往き交ふ人も秋の顔

マチ

7日(水)

ジョギングの挨拶軽し今朝の秋

ふゆばれにかける

8日(木)

新涼や妻の愚痴をも聴きもらし

とみさん

9日(金)

図書館のステンドグラス秋の声

まめばと

10日(土)

虫の音に浸る暮色を纏ひつつ

伊豆六郎

11日(日)

夕間暮れ篠突く雨に白芙蓉

伊達紫檀

12日(月)

月の夜や波打ち際の貝ひとつ

ゆっここ

13日(火)

ゆびきりのゆびきれたまま水引草

ほへと

14日(水)

水引草させば花瓶の白さ増し

まめばと

15日(木)

辻相撲土に嗚咽のガキ大将

伊達紫檀

16日(金)

迷いなく眉墨引けり秋の空

福桔梗

17日(土)

白驟雨退院許可が突然に

とみさん

18日(日)

祝い膳水引の花添えし朝

19日(月)

秋の灯に時を忘れた大時計

伊達紫檀

20日(火)

秋めくや地獄の淵のゆでたまご

まめばと

21日(水)

秋の灯や老眼鏡の古びたる

22日(木)

珈琲豆ゆつくりと挽く霧の朝

冬熊猫

23日(金)

胆振地震あとに拡がる星月夜

福桔梗

24日(土)

桃一つ供え言い訳二つ三つ

醍庵

25日(日)

秋蝶の小翅はげしく振りにけり

のんき

26日(月)

寂しさは飼い慣らすもの鳳仙花

こころん

27日(火)

秋暑し一円切手の無表情

まめばと

28日(水)

曼珠沙華合わせ鏡の奧の奧

里すみか

29日(木)

いなり寿司ぎつしり詰めて稲を刈る

二歩

30日(金)

早稲刈られ身の置き所なき一羽

冬熊猫

2022年10月

1日(土)

犬通る度に零るゝ萩の花

福桔梗

2日(日)

どんぐりや幼日行きのパスポート

ざき

3日(月)

誰ひとり知らぬ星の名賢治の忌

里すみか

4日(火)

曼珠沙華揺れてゐるのは風の方

だらのん

5日(水)

6日(木)

7日(金)

8日(土)

9日(日)

10日(月)

11日(火)

12日(水)

13日(木)

14日(金)

15日(土)

16日(日)

17日(月)

18日(火)

19日(水)

20日(木)

21日(金)

22日(土)

23日(日)

24日(月)

25日(火)

26日(水)

27日(木)

28日(金)

29日(土)

30日(日)

31日(月)