最近よく耳にするSDGs(持続可能な開発目標)やカーボンニュートラルといった言葉。地球の環境を守るために重要であることはご存じだと思いますが、普段の暮らしの中で意識して取り組むことはなかなか難しいものです。

 では、もし地球環境を意識しない生活を続けてしまうと、私たちの身近にはどんなことが起こるのでしょうか? 地球に起きている変化の一つに地球温暖化があります。そしてその影響は私たちの生活に既に表れ始めています。

 日本では近年、地点観測気温で最高気温の記録更新の報告が相次ぎ、熱中症による被害も拡大しています。地球温暖化は日本の豪雨災害にも大きな影響を及ぼしています。

 私たちは既に身近な問題となった気候変動のリスクに向き合わなければなりません。このような環境問題に世界全体で取り組もうと策定されたのがSDGsです。

 持続可能でより良い世界を目指す国際目標で2030年までに達成すべき17のゴールを掲げています。他にも、地球温暖化の主な原因となる二酸化炭素排出量を抑制するためのカーボンニュートラルという考え方があります。日本では50年までに、温室効果ガスの排出量と吸収量の合計を全体として実質的にゼロにするよう、脱炭素社会の実現を目指すと宣言しています。

 それでは私たちの住まいではどのような取り組みができるのでしょうか。子どもや孫の世代まで、すこやかな地球環境をつなぐために、住まいの二酸化炭素排出量削減を実現するには省エネ化が欠かせません。家庭の消費エネルギーのうち冷暖房と給湯といった熱需要が全体の半分以上を占めています。この冷暖房によるエネルギー消費を抑えるには住まいの断熱性を向上させることが効果的です。

 住まいの断熱性を向上させるには、熱の流入・流出の多い開口部を優先して対策するのがおすすめです。また、断熱性に優れた暖かい住まいでは、元気に自立して過ごせる「健康寿命」を延ばすともいわれています。ヒトにちょうど良い温度で「健康」と「快適」を実現することが、地球環境を守る「省エネ」にもつながります。

住宅の開口部断熱窓

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(ミサワリフォーム営業推進部)