障がいある長女 今後の世話を思案

 長女に障がいがあり、要介護認定を受けています。ほかの弟妹は家庭を持っていて私に万が一のことがあった時に世話をできないので施設に入れてくれと言われています。嫌がる長女を無理やり入所させるべきでしょうか。(70代、女性)

母と娘 同じ施設に入居も一案

 すでにご主人は亡くなられ、長女の将来が心配であれこれお悩みのお気持ちよく分かります。西歳以上ということで要介護認定を受けて、身体介助など障がい者手帳の給付者よりも手厚いサービスを受けられるのはよいことです。しかし、あなたが亡くなった後の住まいや財産管理をどうするのか、悩みは尽きないと思います。

 要介護3の長女が入居する施設は自立して生活が営める方向けの住宅型有料老人ホームではなく、特別養護老人ホームや介護付き有料老人ホームになると思われます。

 入居者のほとんどは重度の介護を必要とする高齢者ですので、障がいがあるとはいえ若い長女にはなじみにくいと思います。そこで、母娘で同じ老人ホームに入居すれば、コミュニケーションを取ってストレスをため込まないように住み続けることができます。そのうち、長女も施設の環境になじんでくるでしょう。

  肝心なのはお互い別々の部屋に入居することです。長女の世話ばかりしていては体が持ちません。せっかく介護付きの施設に入居するのですから、スタッフのサポートはフル活用し、食事の時間を一緒に過ごして話を聞いてあげるとよいでしょう。

 相談者は賃貸アパートを複数所有しており、ご自身の逝去後はその家賃収入を長女の生活費に充てたいというご意向でした。相続前でもご自身が認知症になると、財産凍結などの理由で家賃が長女の生活費に回らなくなるおそれがあります。

 たのシニア生活彩り倶楽部では、高齢者施設探しや認知症対策のご相談も承っております。
<たのシニア生活彩り俱楽部マネジャー>山本健