自宅に再開発の案 提示額は妥当?

 自宅を買い取りたいとある不動産会社から提案を受けています。提示されている売買価格は妥当でしょうか。自宅を含む1ブロックの土地を買い取ってマンションを建てるようです。(60代、女性)

仲介業者に依頼分析の上で交渉

 住所や築年数などを入力すれば不動産の価格を査定してくれるサービスはインターネットで検索すれば出てきます。しかし、あくまで戸建てをそのまま流通した場合の価格です。所有する不動産を単独で売買する価値より、不動産会社が周辺一帯の土地をまとめて買取り、今回のような中〜大規模なマンションとして開発する場合は価値が上がることが多いです。

 そのマンションが何階建てなのか、単身世帯向けかファミリー向けかによっても評価は変わってきます。提示された買取価格が妥当かどうかについては、売却後の土地の活用や建設計画を踏まえて分析調査した上で、根拠を備えれば価格交渉の余地がある場合もあります。

 不動産会社と対等に交渉・契約等を進めるためには、不動産の売買仲介業者などの専門家にコンサルタントを依頼することが望ましいでしょう。仲介業者が入ると売買に際して仲介手数料の支払いや重要事項説明書が必要になりますが、それでも大きなお金が動く取引で不当に安く売却するリスクを減らすことができます。仲介業者に売買価格の連絡調整や契約の席への同席をお願いできるので安心です。

 なお、自宅を売却した後の引っ越し先やかけられる費用についても、その後の収入や支出のバランスを勘案して資金が尽きないように設計する必要があります。たのシニア生活彩り倶楽部では、不動産に関するご相談やマネープランに関するご相談もファイナンシャルプランナーや宅建士の資格を持ったアドバイザーが承っております。
<たのシニア生活彩り俱楽部マネジャー 山本健>