今年こそ終活 何から取り組めば?
夫を早くに亡くし、子供も独立をした現在は一人暮らしです。今年こそは終活に取り組もうと思っていますが、何をする必要があるのか、何から取り組めばよいのかわからず、重い腰が上がりません。(60代、女性)
生前と亡き後 二つの軸で整理
「終活」とは、残りの人生を自分らしく心豊かに生き、終えるために、そして残された家族に負担をかけないように前もって準備・整理する活動全般のことを指します。
その範囲は広く、何から始めたらよいかわからないという人も多いと思いますが、「生前に関すること」「亡くなった後に関すること」の二つの軸で状況や希望の整理から始めると進めやすいかもしれません。
「生前に関すること」とは、自分らしく人生を全うするための準備です。大きなテーマとしては、住まい、介護、資金計画を含む財産管理です。高齢になると、住まいと介護は密接に関わってきます。人生の終わりをどこで過ごしたいか、施設入所はいつごろか、まずは自分なりの希望を整理しましょう。
介護サービスを受けながら自宅に住み続けることも可能ですが、それなりの負担が家族にかかり、特に遠方に暮らす場合はその負担も大きくなります。自分の意思で施設を探し、契約するには、体力的、精神的に覢〜覧歳が望ましいです。
自宅介護の方が費用は安く済みますが、施設入所を想定した資金計画が不可欠で、保有する財産の整理に加え、自宅の扱いについても考えて家族と相談しておきましょう。
「亡くなった後に関すること」は、残された家族の負担軽減を念頭に準備を進めます。遺言書は、財産の相続手続きをスムーズに進めるのに役立ちます。銀行の口座情報や保険やクレジットカードなどの契約関連を一覧にし、不要な契約は解約しましょう。たのシニア生活彩り倶楽部では終活のご相談を承っています。
<たのシニア生活彩り俱楽部アドバイザー(ファイナンシャルプランナー)平田純子>
