叔母が「サ高住」に入居お金が心配
98歳の叔母が認知症気味でサービス付き高齢者住宅への入所を手伝いましたが、年金が月15万円程度で預貯金を取り崩しています。元々付き合いが無くやむを得ず関わったものの、お金のことが心配です。(60代、女性)
半額程度のシェアハウス利用も
叔母様はまとまった預貯金があるとのことなので、あなたが急な出費を強いられることは当面なさそうですが、元々付き合いがなかった親類をお世話するのですから、気は重いことでしょう。
サービス付き高齢者住宅は、バリアフリーで入居者向けの安否確認や生活相談サービスがついた賃貸住宅です。60歳以上の高齢者が、自立生活できる時点から要介護認定後まで幅広く入居できるほか、介護保険法に基づき要介護、要支援認定を受けた40〜59歳の方も入居できます。
サービスを利用することに利用料を支払う民間の有料老人ホームと異なり、あくまで賃貸借契約に基づいて賃料を支払って入居するため、賃料はおおむね11万〜20万円程度で、入居時に一時支払いする金額も抑えられます。
ただし、生活に必要な食費や介護サービス利用料は含まれていませんので、月15万円の年金収入では足が出てしまいます。実際、個人事業主や、厚生年金未加入の企業にお勤めだった方が、病院から退院後の住まいや介護サービス付きの住まいをお探しの場合、住まいが見つからずに困るケースが増えているようです。
こうした背景もあり、国は住宅セーフティーネット法に基づく支援制度に取り組んでいます。また民間事業者がサービス付き高齢者住宅の半額程度の金額で利用できる高齢者向けシェアハウスを提供しています。
過去に無認可の高齢者施設で火災を起こした事案もあります。入居に際しては防火設備の有無や防火体制を比較して、しっかりとした施設選びをしましょう。
<たのシニア生活彩り俱楽部マネジャー 山本 建>
