2022年
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終活
物価連動国債
物価連動国債が組み入れられている投資信託が販売されていることは知っていますが、物価連動国債のみを個人で購入できますか。インフレリスクの回避目的として興味があります。(60代、男性) 原材料価格の高騰、原油価格の上昇による物流コスト高などに加えて、円安進行による輸入コスト高などが原因となり、値上げラッシュが家計を直撃しています。物価の上昇はお金の価値を目減りさせるため、インフレに有効な資産運用を選んで備えたいもの...
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お知らせ
AIが認知機能を測定 フリーダイヤルで気軽にチェック
認知症発症への不安などに向けて脳の健康度合いをチェックするフリーダイヤルサービスを、NTTコミュニケーションズ(本社・東京都千代田区)がスタートさせた。利用者の通話する際の内容や声質などをもとにAI(人工知能)が認知機能を測定する。世界アルツハイマーデーの2022年9月21日から開始しており、来年3月まで続け、利用状況などから延長を検討する。 サービスは、利用者がフリーダイヤ...
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終活
遺言信託と家族信託
つきあいのある銀行から遺言信託を勧められています。自分で遺言書を準備するのと何が違うのですか。また、最近よく耳にする家族信託というのは、遺言信託とは内容が異なりますか。(70代、男性) 遺言信託とは、一般的に、信託銀行などが遺言書作成の相談から、保管、そして遺言の執行までを一括で引き受けてくれるサービスのことを言います。特定の相続人と利害関係がない信託銀行が遺言執行者になることで、相続後のトラブルを防止したり、...
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終活
入院で意識混濁の友人への対応
友人が緊急入院した病院で意識があいまいな状態です。九州にいるいとこの男性のほかに身寄りがありません。とりあえず入院費を立て替えていますが、医師からは転院をお願いされていて対応に苦慮しています。(70代、女性) いくつか課題がありますね。まず、意識がしっかりしていないと入院費の支払いや治療方針の決定などに影響が出てきます。病状が変わらない限り、今後の治療費や立て替えた分の支払いのために法定後見人を選任する必要があ...
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終活
死後の手続きを友人に任せる方法
親族は疎遠になっている弟しかいません。仲の良い年下の友人には、もし孤独死していたら納骨までお任せして遺産を受け取るように口約束しています。正式に依頼した方が良いでしょうか。(70代、女性) 警察や市町村は、遺体の引き取りの意向を確認するために親族である弟に連絡を入れます。遺体引き取りに関する法的な強制力がないため、疎遠になっている弟が拒むことも想定できます。ただし、引き取り拒否でも相続人であるため遺産は弟が相続...
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終活
遺族年金の受給
夫婦2人とも年金受給者です。会社勤めだった私の年金収入は年間170万円、自営業の夫は70万円。大学卒業後に就職した子はともかく、私の死後の夫の生活が心配です。夫は遺族年金を受給できますか。(60代、女性) 死亡者に生計を維持されていた者が受給できる遺族年金には基礎年金と厚生年金があり、受給要件や金額の算出方法が異なります。遺族基礎年金の受給要件は、死亡者に生計を維持されていた子、または子を持つ配偶者で、子の年齢...
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お金のこと
遺言書
遺言書には大きく分けて「自筆証書遺言書」「公正証書遺言書」「秘密証書遺言書」の3種類があります。 自筆証書遺言書は、遺言書の本文、日付、氏名を自らが書き、押印して作成します。思い立ったらいつでも作成でき、費用も掛からないため一番手軽な方式です。本文は自書の必要がありますが、財産目録は代筆やパソコンでの作成、資料の添付でも代用できます。自分一人で作成できるので、遺言内容を秘密にしておけるというメリットがある半...
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お知らせ
シニアに関心が高いテーマを講義 実践女子大で「一日シニア大学」第2弾
熱心に講義を聴く受講生ら シニアが抱える不安や悩みなどをテーマに専門家が講義する「たのシニアフェス 一日シニア大学」(毎日新聞社「生活の窓口」・「たのシニアウェブ」主催)が8月23日、東京都渋谷区の実践女子大渋谷キャンパスの会場とオンラインで開かれた。今年3月に続いての開催。講義は4時限まであり、計約300人が聴き入った。 1時限目は、社会福祉法人聖風会足立...
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終活
セカンドライフは支出の見直しを
勤め先を定年退職し、パート職員で生計を立てています。ローンで購入した横浜市内のマンションに住んでいますが、預貯金が少ないため将来が不安です。ライフプランと住み替えについてアドバイスをお願いします。(60代、男性) セカンドライフの入り口には、定年退職という大きなイベントが控えています。一般的には60歳で定年を迎え、同じ企業で継続雇用制度の下で65歳まで働くといったケースが多いと思いますが、現役時代に比べると収入...
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終活
在宅介護望む遠方の母への支援
母は遠方で1人暮らしをしており、自宅を離れるつもりがないようです。この先入院した場合、退院後に要介護状態になってしまったら、在宅にこだわる母を遠方から支援する方法はありますか。(40代、女性) 急性期の治療が終わると十分なリハビリもできずに退院するため、近くに家族がいない高齢者は特に不安でしょう。突然始まる介護を遠方からでも安心して取り組める知識を習得しておきましょう。 医療ソーシャルワーカーとケ...
