2023年
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終活
夫が客死 住職が葬儀やり直し要求
夫が客死 住職が葬儀やり直し要求 夫が仕事先で急死し、葬儀などはそこで済ませましたが、夫方の墓のある寺から「葬儀をやり直して戒名も付け直す」と言われ、困っています。住職とは夫の父の代から折り合いが悪かったようです。(70代、女性) 墓じまいと譲歩、念頭に交渉を ご住職は檀家(だんか)の墓地の管理や葬儀・法要といった供養を任されていますので、よそで葬儀を済ませたと知っては穏やかでは...
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終活
相続税対策 不動産の活用に関心
相続税対策 不動産の活用に関心 不動産を活用して子世代の相続税の負担を減らす方法があると聞きました。自宅以外に不動産を新たに所有するために、新たなローンを組むなんて考えられませんが、仕組みは気になります。(70代、男性) 厳選物件の「小口化商品」も一案 現金や預金で相続するより、不動産に置き換えて相続したほうが相続税の負担が小さくなります。相続税の計算の基となる財産の評価方法が異...
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終活
涼しくなっても水分補給を
独居生活 今夏の暑さで体調不良 この夏の暑さで体調不良が続いています。以前より食欲がなく、動くのがしんどくなっています。独身で家族がいないため、いまの暮らしを続けていけるのか、今後、動けなくなったら、と不安が大きいです。(70代、男性) 地球温暖化の影響なのか、年々、外気温が上昇していますので、猛暑がお体にこたえる方が多いのではないでしょうか。 年齢を重ねてくると、感覚機能の衰え...
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終活
借地上に不用の実家 地代が値上げ
借地上に不用の実家 地代が値上げ 母亡き後に借地上の実家を相続することになりますが、住む予定はなく、賃貸するつもりもありません。それなのに、地主から地代の値上げ連絡があり、困っています。どうするべきですか。(50代、女性) 放置せず、地主と処分の交渉を 借地上の家屋を相続すると、土地の借地権も遺産になるため、相続税の対象です。家屋の所在地の路線価に借地権割合を乗じて借地権の評価額...
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終活
固定資産税の通知書探して
相続した土地の全体像つかめず 四国の実家に住んでいた父親が数年前に亡くなったのですが、所有していた土地がどこにどれだけあるのか分かりません。全体像をつかむにはどうすればいいでしょうか。また、相続放棄の手続きも教えてください。(60代、男性) まず固定資産税の通知書探して ご両親と相続についてあまり話し合うことのないまま相続が発生してしまい、途方にくれているというご相談をよくいただき...
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終活
施設入居 月払い、一時金の選択は?
施設入居 月払い、一時金の選択は? 老人ホームのパンフレットを見ると、同じ施設でも、費用の月払いと一時金での支払い方法があるようです。その違いや、どちらを選択すべきなのかがわかりません。高額な一時金の支払いは不安です。(80代、女性) 住み替えの有無や資金を考えて 多くの施設が家賃や利用料の支払いについて、月払い▽全額一時金払い▽一部一時金払い――という選択肢から入居者が選択する...
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終活
介護保険サービスと有料サービスの併用も視野に
要支援1 料理や買い物が大変 要支援1の介護サービスを受けています。ヘルパーさんには片付けをしてもらっていますが、1人暮らしのため料理をしたり買い物に行ったりすることが大変で困っています。介護サービスで解決できますか。(70代、男性) 保険外の有料サービスを上手に 要支援1は要介護認定の中では最も軽度で、日常生活の一部に多少の支援を必要とする状態と定められています。そのため、要支援認...
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お金のこと
債券とは
債券とは、国や地方公共団体、企業などが運営や企業活動に必要な資金を調達するために投資家からお金を借りる際に発行する有価証券のことです。国が発行する国債、地方公共団体が発行する地方債、企業が発行する社債などがあります。 債券の特徴は大きく三つあり、その一つ目は、償還日(満期日)に額面金額が投資家に戻ることです。特徴の二つ目は、利付債の場合は、発行するときに決められた利息を定期的に(基本的に年2回)受け取ること...
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終活
休眠口座の解約は早目に
口座を母が放置 お金が戻らない? 老いた母親の使っていない預金口座があり、不要なら解約して整理するように言おうと思っています。放置している場合は、手続きしてもお金が戻ってこないこともあるのでしょうか。(50代、女性) 「休眠」でも、手順踏み引き出し可 最後に行った入出金等の取引が2009年1月以降である銀行預金等において、10年以上取引なく放置された場合は、休眠預金として預金保険機構...
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終活
親から受け継いだ土地を処分したい
地方の土地 地代が安く処分したい 地方に親から相続した広い土地があり、何軒かに借地権を設定しているが、借地料がびっくりするぐらい安い。息子らに相続させて負担をかけるぐらいなら、今のうちに底地を処分したい。(70代、女性) まずは値上げ交渉を辛抱強く 戦後の混乱期に貸した土地に代々住み続けている借地権者がいる方からのご相談です。土地の貸し借りに関する法制度が借り手を手厚く保護しているた...
